インストーラーで作成したョートカットの「ファイルの場所を開く」を動作させる方法

以下、どぼんさんのHPを参照しています。

 

Visual Studioのセットアッププロジェクトで作成したョートカットはアドバタイズショートカット(Advertisable shortcut)となります。

アドバタイズショートカットはリンク先のファイルが存在しなくても実行することができるというWindows Installerの優れた機能ですが、困ったことも多々あります。普通のショートカットでは、エクスプローラからファイルをドロップすると、そのファイルのパスをコマンドライン引数にしてリンク先のアプリケーションを実行しますが、アドバタイズショートカットではこれができません。よって、Windowsの「送る」フォルダにショートカットを作成しても正常に機能しませんし、デスクトップにショートカットを作成してこのショートカットにファイルをドロップすることによってアプリケーションを起動するといったこともできません。

最大に困るのは、右クリック「ファイルの場所を開く」で、名実ともにショートカットファイルの場所が開かれることです。リンク先の場所を開いてはくれません。

これを回避するためには、Windows InstallerデータベースのPropertyテーブルで指定する方法とは、OrcaでMSIファイルを開き、PropertyテーブルにProperty「DISABLEADVTSHORTCUTS」、Value「1」の行を追加する方法です。

C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\Binフォルダーに入っているOrca.Msiでインストールします。

インストールするとC:\Program Files (x86)\OrcaフォルダーにOrca.exeファイルがありますので実行します。

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